万軍の神、主が地に触れられると、地は溶け、 その中に住む者はみな嘆き、 地はみなナイル川のようにわきあがり、 エジプトのナイル川のようにまた沈む。
これがために地は震わないであろうか。 地に住む者はみな嘆かないであろうか。 地はみなナイル川のようにわきあがり、 エジプトのナイル川のようにみなぎって、 また沈まないであろうか」。
もろもろの民は騒ぎたち、もろもろの国は揺れ動く、 神がその声を出されると地は溶ける。
また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
どうか、あなたが天を裂いて下り、 あなたの前に山々が震い動くように。
雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。
山々はあなたを見て震い、 荒れ狂う水は流れいで、 淵は声を出して、その手を高くあげた。
だれが彼の憤りの前に立つことができよう。 だれが彼の燃える怒りに耐えることができよう。 その憤りは火のように注がれ、 岩も彼によって裂かれる。
それゆえ、この地は嘆き、これに住む者はみな、 野の獣も空の鳥も共に衰え、 海の魚さえも絶えはてる。
いつまで、この地は嘆き、 どの畑の野菜も枯れていてよいでしょうか。 この地に住む者の悪によって、 獣と鳥は滅びうせます。 人々は言いました、 「彼はわれわれの終りを見ることはない」と。
主よ、あなたの天を垂れてくだり、 山に触れて煙を出させてください。
このゆえに、すべて神を敬う者はあなたに祈る。 大水の押し寄せる悩みの時にも その身に及ぶことはない。
もろもろの山は主のみ前に、 全地の主のみ前に、ろうのように溶けた。
主が地を見られると、地は震い、 山に触れられると、煙をいだす。
もろもろの山は彼の前に震い、もろもろの丘は溶け、 地は彼の前にむなしくなり、 世界とその中に住む者も皆、むなしくなる。